・・・秋の夜空 もちきびだんごで月を愛でる・・・-雑穀屋やま元の簡単レシピ-
★☆★秋のもちきびだんご〈もちきび&糀の甘酒〉★☆★
9月は秋の入口。
秋といえば、そう。空が済んで月や星がきれいな季節ですね。
今年の十五夜は9月17日。
お月見だんごやススキを飾って
一年で最も美しい中秋の名月を愛でながら、秋の収穫を願い、感謝する習わしです。
今年は、まるでお月さまみたいな
美しいお月見だんご黄金色のもちきびでを作ってみませんか?
包み込まれるような優しい甘さの「糀の甘酒」と合わせて
冷たいおしるこ仕立てに♪
甘酒は、古来より五穀豊穣を感謝するお祭りで
神様へのお供えとして欠かせない存在でした。
初詣などの際に甘酒のふるまいを頂いた方も多いのでは!
そんな甘酒ともちきびのおだんごは
お月見のお供えとしてぴったりですね。
月の光が心に染み入る十五夜となりますように・・・
★もち米やだんご粉で作るお団子よりも噛みやすいため、
敬老の日のお祝いにもおすすめ♪
<レシピ>
秋のもちきびだんご-糀の甘酒仕立て-
材料(4人分)
もちきび 120g
水 150cc ※もちきびの1.2倍量
糀の甘酒 200cc
クコの実 10g程度 ※固ければ水で戻す
作り方
- もちきびと水を小鍋に入れ、ふたをして強火にかける。
沸いてきたら弱火にし、10分ほど炊く(水分がなくなるまで)。
2.10分ほど蒸らしたら、スプーンやすりこぎでつくように軽くつぶし
一口大に丸める。器に盛り付け、糀の甘酒を注ぎ、クコの実を飾る。
<今月の雑穀>
もちきび
「黄実」が語源のきびの特徴は、美しい黄色。
自然を生き抜く抗酸化パワーを秘め、私たちの健康にも嬉しい存在♪
甘み、もちもち感があり、ごはんはもちろん、クリームソースやドレッシング、フルーツとの相性も良く、離乳期からシニアまで不動の人気!
つじい農園畑の料理教室 管理栄養士・雑穀エキスパート 辻井侑里子